京都府京丹後市には、
誰も成し得なかったことを
成し遂げた酒蔵がある。
酒造りのカギを握るのは、
創業二四〇年以上使い続ける
超軟水の井戸水と、
曇り、雨、晴れと
目まぐるしく変わる、
『うらにし』と呼ばれる
気まぐれな気候の場所。
そして、地元・京丹後産の
お米しか使わない。
という強いこだわり。
「日本酒造りには
酒米(さかまい)を使うもの」
という常識を覆した、
唯一無二の酒蔵。
食用米で造る日本酒は酸が立ち、飲みづらいというのが定説。
だからどの酒蔵も、これまで当たり前に酒米を使って酒造りをしてきた。
あるとき、11代目杜氏・白杉悟は思い立つ。
「では、その酸を活かした日本酒を造ればいい」と。
食用米のおいしさの指標となる粘りも、心白の少なさも、日本酒造りには不利にしか働かない。
それなのにあえて食用米での酒造りに挑戦した背景には、
地元・京丹後への深い想いがあった。
創業以来ずっと白杉酒造の日本酒造りを見守っているシイの御神木。推定樹齢は300年以上。
全国の酒販店でも、
お取り扱いいただいております。
取扱店(全国)
酒蔵に併設する直売所では白杉酒造の個性豊かな日本酒を販売。「このお酒はどんな味?どんな料理と相性がいい?」など、質問はいつでも大歓迎。
直売所でしか買えない、できたての生原酒も販売中。日本酒玄人のお客さまも、これから日本酒に挑戦するお客さまも笑顔になれる一本を提案。
愛犬家でもある白杉夫妻。妻は動物愛護団体に所属し、保護された犬の里親を探す活動にも取り組む。保護活動を通じて「犬たちにもっとのびのびと暮らしてほしい」と思った矢先、京丹後にはドッグランがないことを知る。
「ないのなら作ろう」と、たまたま空いていた近所の土地に作ったのがこの150坪の人工芝ドッグラン。不定期で飼い主と犬たちを集めて『遊ぼう会』も実施中。愛犬を連れて白杉酒造へご来店の際にはぜひご活用を。(※ご利用には会員登録が必要)