「食用米でもおいしい日本酒は造れる」を証明した一本。
キャッチコピーは「美味しいお米だから美味しいお酒になる」。
京丹後産の食用米を使うことにこだわり、5年の歳月を経て世に送り出した。

無謀ともいえる挑戦の末に見たのは
京丹後に差す希望の光

白杉氏食用米で造る日本酒の第一弾です。たくさんの思い出が詰まっています。

ライター白杉酒造の起死回生に一躍買った日本酒だそうで。

白杉氏はい。丹後のヒカリを造る前は白杉酒造の造酒量は激減していて、もう酒造りはやめようかと思っていたほどでした。それでもやっぱり続けたい、続けるなら革命を起さなければとなったときに思いついたのが、食用米を使った日本酒造りだったんです。完成までに5年かかりました。

ライター5年！完成したときの感動はひとしおだったのでは？

白杉氏ガッツポーズこそしませんでしたが、うんうんと何度も頷きながら飲んだのを覚えています。

ライター名前の『ヒカリ』にも特別な意味が込められていそうですね？

白杉氏京丹後産のコシ“ヒカリ”を使っていることと、京丹後の“希望の光”になってほしいという願いを込めてつけました。私をいつでも初心に戻してくれる、白杉酒造の顔といえる1本です。

洋ナシのような爽やかで上品な甘い香り。
どんな料理ともうまく付き合える器用な日本酒。